近畿矯正歯科研究会に参加しました!

仙台東口矯正歯科・歯科衛生士の鈴木です。

9/10に大阪で行われた「近畿矯正歯科研究会」に参加させていただきました。今回はそこで学んできたことをお話させていただきます。

院長と、当院の非常勤勤務の先生方と4人で行ってきました!最近はコロナの影響で学会が無かったり、セミナーもwebだったりでしたが、久しぶりに他県に行って生の声を聞くことができ、とても嬉しかったです。

 

近畿矯正歯科研究会では、矯正歯科で働く先生・歯科衛生士・技工士さんなどが集まり、矯正治療についての講演を聞いたり、空き時間には他院の先生の実際の症例を見させていただいたりなどしました。歯科材料の業者さんもたくさんいらしていて、最新の機器のお話を聞いたり実際に見たりさせていただきました。

 

最初はバイマー・ヤンジンさんという、チベット出身で現在日本に住みながら活動をされている方のご講演を聞かせていただきました。

恥ずかしながら、私はチベットについてはほぼ何も知らず、今回お話を聞いて、どんな環境でどういった暮らしをされているのかを知りました。学校にも行けず、適切な医療も受けることができないのが当たり前の環境で育ったヤンジンさんは、日本に来て教育や医療が受けられる環境に驚いたとのことでした。生まれも育ちも日本の私はこの環境をついつい当たり前に感じてしまいますが、感謝しないとなと思いました。

ヤンジンさんは過酷な環境にもめげず、故郷と家族を想いながらひたすらに努力をしてきた方で、お話を聞いて大変感動しました。最後にチベットの民謡も歌っていただいて、とても迫力がありました。懇親会では個人的にお話をさせていただき、直接お礼と感想を述べさせていただくことができました。本当に優しくて素直で素敵な方でした。仙台には一度いらしたことがあることのことで、ぜひまたいらしていただきたいです!

 

次は接遇についての講演を聞かせていただきました。

患者さんが気持ちよく歯科医院に通えるよう、そこに努める一人一人が自覚を持ち、意識をすることがまずは大前提として大切だということを学びました。他にも接遇に関する基礎的な

ことを教えていただき、自分の普段の接遇を今一度見直し、さらに良い対応ができるように心がけたいと思いました。

 

その後は他院の先生の矯正治療のお話を聞かせていただきました。今は色々なことがデジタルでおこなえるようになっています。今までのアナログの良いところは残しつつ、デジタルを取り入れることでより緻密で正確な矯正治療が可能だということを実際の症例を見ながら解説していただいて、すごく勉強になりました。

とにかく感じたことは、どの先生も患者さんのためを本当に第一に考えているということでした。患者さんの治療期間を短くするためだったり、よりきれいな仕上がりにするための細かな仕上げだったり、ここに書ききれない程のことを先生は常に考えながら治療されているのだなと改めて思いました。私もプロとして、その時できる最善の処置・対応ができるよう心掛けたいと思いました。

 

懇親会では院長が表彰されていたので写真載せておきます^^受付に置いてあるのでぜひご来院の際に見てみてください!