外科的矯正治療

外科的矯正治療に対して保険が適用されます

外科的矯正治療に対して保険が適用されます

外科的矯正治療とは、骨格的な問題が原因で歯並びが悪くなっている患者さまに対して行われる、専門的な矯正治療です。治療には「ワイヤー矯正治療」と「全身麻酔下における、顎骨バランスを整える外科手術」がありますが、前者を矯正医、後者を口腔外科医や形成外科医が担当。各分野のプロが連携し、チームアプローチによって治療を進めます。 院長は、大学病院や病院歯科との連携による外科的矯正治療に長く携わった経験があり、外科的矯正治療について豊富な知識を有しています。

また、仙台東口矯正歯科は、自立支援医療(更生・育成医療)指定機関です。
顎変形症が放置された場合、歯の長期予後が非常に短くなることが、過去のデータにより明らかとなっています。そのため、国の基準を満たした自立支援医療(更生・育成医療)指定機関では、外科的矯正治療に対して保険が適用されます。

外科的矯正治療の症例1

治療前:外科的矯正治療の症例1 治療前 下顎骨が大きく前方位であったため、前歯部反対咬合(受け口)でした。
また、側方からオトガイが前方へ突出していました。
  • 治療前:外科的矯正治療の症例1
  • 治療前:外科的矯正治療の症例1
  • 治療前:外科的矯正治療の症例1
  • 治療前:外科的矯正治療の症例1
  • 治療前:外科的矯正治療の症例1
  • 治療前:外科的矯正治療の症例1

治療後:外科的矯正治療の症例1 治療後 治療は以下の手順で行いました。
1.上顎左右第2小臼歯の便宜抜歯
2.術前矯正(1年4ヵ月間)を経て、口腔外科で下顎骨を後方移動
3.その後、術後矯正(6ヵ月)。総治療期間は1年10ヵ月

下顎骨を後方移動したことで、前歯部反対咬合とオトガイ部前突感が改善。
また、上下顎歯列は噛み合わせのバランスがよくなり、発音や顎機能なども向上しました。
  • 治療後:外科的矯正治療の症例1
  • 治療後:外科的矯正治療の症例1
  • 治療後:外科的矯正治療の症例1
  • 治療後:外科的矯正治療の症例1
  • 治療後:外科的矯正治療の症例1
  • 治療後:外科的矯正治療の症例1

外科的矯正治療の症例2

治療前 あごの骨格に以下のような特徴が見られました。
1.正面から見て、上顎の大臼歯の高さが異なり、下顎が患者さまから見て左方向にずれて曲がっている
2.横方向から見て、下顎が前方へ突出している
  • 治療前:外科的矯正治療の症例2

    ①正面からみて、下顎が患者さんからみて左にずれている。

  • 治療前:外科的矯正治療の症例2

    ②側面からみて、下顎が前方に突出している。

  • 治療前:外科的矯正治療の症例2
  • 治療前:外科的矯正治療の症例2

    上顎の大臼歯の高さが異なるため、上顎が垂直的に傾き、下顎は、側方へずれている。

  • 治療前:外科的矯正治療の症例2

    下顎の前方への突出が認められる。


治療後 上あごと下あごの両方に「上下顎骨移動術」という外科的な治療をしました。
矯正歯科医と口腔外科医が緊密に連携。徹底したチームアプローチで、良好な治療結果を得ることができました。
  • 治療後:外科的矯正治療の症例2

    正面から見たお口の写真(治療後)

  • 治療後:外科的矯正治療の症例2

    側面から見たお口の写真(治療後)

  • 治療後:外科的矯正治療の症例2
  • 治療後:外科的矯正治療の症例2

    上顎の傾きを改善し、それにともない、下顎の側方へのずれが治りました。

  • 治療後:外科的矯正治療の症例2

    下顎を後方移動させ、下顎の突出を改善しました。

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