自費治療での表の装置装着までの流れについて

皆さんこんにちは!歯科衛生士の平塚です。

先月のブログは読んでいただけたでしょうか?

初診相談から診断までの流れと内容について】

初診相談から診断までの流れと内容について

今回は、自費治療での表の装置装着までの流れについてお話しさせていただきます!

 

ステップ1 【虫歯治療・歯周病治療・親知らずの抜歯のご依頼・治療】

診断時に虫歯や歯周病の治療が必要と診断された場合は、装置を作成する前に治療をして頂きます。当院では虫歯治療や歯周治療、親知らずの抜歯を行っておりません。元々通っていたかかりつけの歯科医院または、かかりつけがない場合は、当院からご紹介しております。また、治療開始前に親知らずの抜歯が必要な場合もご依頼しております。

 

ステップ2【型取り】

虫歯の治療が全て終わった後に、装置を作る為の型取りを行います。この歯型で装置を作る為、歯の形が変わってしまうと装置が合わなくなる可能性がありますので、虫歯の治療や根っこの治療は歯型を採る前に先に治して頂きます。この時点で歯周病の治療や親知らずの抜歯が終了していなくても型取りは可能です。

 

ステップ3【予測模型の確認】

予測模型(セットアップモデル)とは模型の歯を、1本1本分割して、治療終了時の歯並びに並び替えたシミュレーション模型のことです。予測模型をみて頂き、治療のゴールを一緒に確認して頂きます。予測模型を確認後、装置の製作をすすめていきます。

 

型取りから装置が届くまでに2ヶ月程かかりますのでこの期間を使って以下のことを当院ですすめていきます。

①お口・舌の検査

②アンカースクリュー埋入

③歯磨き練習

また、親知らずの抜歯や歯周病治療が型取り前に終わっていない場合はこちらの期間を使って治療をしていただきます。

 

装置が当院に納品後ご連絡いたします。その際、装置装着までのご予約をおとり致します。

 

ステップ4【ブラケット装着】

ブラケットと言われる装置を歯に取り付けます。

 

ステップ5【抜歯の準備】

診断時または予測模型の確認時に抜歯(親知らず以外の)が必要と診断された場合は、抜歯前にセパレーティングゴムと言う直径5ミリ程の青いゴムを、歯と歯の間に入れます。このゴムは歯と歯の間に隙間をあける為のゴムで、抜歯前にこのゴムを2〜5日間入れておくと、入れなかった時より歯が抜けやすくなります。

 

ステップ6【抜歯】

当院または、かかりつけの歯科医院で診断時に抜歯が必要とされた歯を抜きます。

 

ステップ7【ワイヤーセット】

抜歯後にワイヤーをセットします。

 

ここまでが自費治療のワイヤー矯正スタートまでの流れになります

診断後から装置装着までは時間もかかり、歯科医院に通う回数も一時的に多くなりますが、装置装着後はほとんどが3〜4週間の定期的な来院になります。矯正治療は準備期間も治療期間も長くなりますが、頑張って治療した先には素敵な歯並びを手に入れることが出来ます

歯並びでお悩みの方、ぜひ一度ご相談にいらしてください!スタッフ一同お待ちしております!!