初診相談から診断までの流れと内容について

皆さんこんにちは!歯科衛生士の平塚です。

4月になり、新社会人や入学、また転勤など新生活が始まる方が多いかと思います。

当院でもそういったきっかけでこの時期になると初診相談にいらっしゃる患者さまも多くなります。初診相談って何をするの?精密検査って?診断って初診相談と何が違うの?など、色々な不安や疑問を持たれている方もいらっしゃると思い、今回は「初診相談から診断までの流れと内容」についてお話しさせていただきます!

 

【初診相談】

初診相談は30分から1時間お時間をいただきます。

最初に記入していただいた問診票を元に、患者さまの現在の歯並びや噛み合わせのお悩み、治療をするにあたってどういった事を求められているかを伺います

その後、より詳しい状態の把握の為に、お口の中とお顔のお写真を撮影します。

初診相談では、それらの資料をもとに精密検査をせずに判断できる範囲でお悩みを解決する治療方法についてご説明させていただきます。

ドクターから治療法についてご説明させていただいた後、トリートメントコーディネーターより、現時点でご提案できる治療に使う装置や、治療費のお話を致します。

 

◉口腔内写真

現在のお口の中の状態を詳しく説明させていただく為に、お口の中の写真を撮影します。

◉顔面写真

お顔の写真では、顔の左右の対称性、横顔の輪郭のタイプ、笑った時の歯茎の見え方など顔貌の資料として撮影します。

 

【精密検査】

矯正治療を適切に行う為に幾つかの資料とりを行います。資料とりには1時間程度お時間をいただきます。

 

■口腔内診査

お口の中を拝見し、現在の歯並びや咬み合わせ、舌や顎関節の状態などを診査します。

 

■印象採得(歯の型取り)

印象材という粘土のようなもので上下の歯型を取ります。歯型とりは苦手、、という方もいらっしゃるかと思いますが、かみ合わせや歯並びの状態を記録する為に重要な資料になります。歯型を採る前に、苦しくならないコツや練習を行いますので一緒に頑張りましょう!

 

■レントゲン撮影

①パノラマレントゲン

パノラマレントゲンでは、虫歯の有無、歯根の長さ、埋伏歯の有無などが確認できます。

②セファロレントゲン

このレントゲンは、一定の決められた条件のもとで撮影され、上下の顎の位置関係や口元の状態、歯の角度、顎の歪み、などを判断します。また、成長期の患者さんでは撮影時期の違うレントゲン写真を比較することで、顎の成長の経過を追うことができます。

        

 

③頭部CT撮影

三次元的に撮影できる歯科用CTでは歯や顎骨の状態、神経や血管の位置などを立体的かつ詳細に把握することができます

 

これらの資料をもとに分析を行い、検査から2週間後に診断結果をご説明しております。

 

【診断】

診断には1時間程度お時間をいただきます。検査結果をもとに、治療の方針・治療計画・治療期間をドクターからご説明させていだだきます。

装置・料金・治療開始までの流れについてはトリートコーディネーターよりご説明いたします。

       

以上が初診相談から診断までの流れになります。診断までの流れや内容を少しでもイメージしていただけたでしょうか?当院では、質の高い矯正治療を提供するために、レントゲンなどの資料を精密に分析しております。また、初診相談や診断時にドクターには聞きにくいことは、是非トリートメントコーディネーターにご質問ください!

患者さまが不安なく矯正治療をスタートするサポートをいたします。矯正治療をしたい!話を聞いてみたい!という方、是非初診相談でお待ちしております!