矯正治療中のデンタルフロスの使い方

 

皆さんこんにちは!仙台東口矯正歯科 歯科衛生士の平塚です。

突然ですが、皆さんデンタルフロスをご存知でしょうか??前回のブログで歯ブラシとタフトブラシの使い方をご説明しました。

【矯正治療中の歯磨きについて】

http://www.sendai-ortho.com/blog/?p=84

その2つを使えばお口の中全体をしっかり磨けるように思えますが、それだけでは十分とは言えません。実際は歯ブラシやタフトブラシは歯の表面を磨くことは出来ますが、歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけで落とすのは難しいです。そこで、使って頂きたいのが【デンタルフロス】です!!今回は矯正治療中のデンタルフロスの使い方のお話をします(^^)/

 

デンタルフロスの種類

デンタルフロスにはいくつか種類があります。

  • ロールタイプ

フロスがクルクルと巻かれていて、必要な分を切って使います。手に巻き付けて使うのでコツが必要ですが、前歯から奥歯まで使えて矯正治療中も使うことが出来ます。

 

  • Y字タイプ(ホルダータイプ)

持ち手が付いているタイプです。奥歯にも前歯にも使えますが、Y字なので奥歯に通しやすくなっています。

 

F字タイプ(ホルダータイプ)

 

Y字タイプと同じで持ち手が付いています。前歯に使いやすいです。

 

 

 

矯正治療中のデンタルフロスの通し方

矯正治療中はホルダータイプのものだと、ワイヤーが邪魔をしてしっかり通すことが出来ないので、ロールタイプの使用をおすすめしています。

 

  • ①デンタルフロスを適度な長さにカットします。指先から肘までの長さを目安にして下さい。

  • ➁デンタルフロスの先をワイヤーと歯の隙間から通します.
  • ③反対側を内側に引っ張ってノコギリを引くように、スライドしながら歯と歯の間に通します。

  • ④デタルフロスを片側の歯の側面に添わせるように、上下に数回動かして汚れを落とします。この時痛くない程度に歯茎の中に入れて下さい。片側の汚れを落としたら、反対の歯の側面の汚れを同じように落とします。
  • ⑤汚れを落としたら手前からデンタルフロスを引き抜きます。

全部の歯に同じように通して下さい!しかし、ロールタイプのフロスは前歯であれば比較的無理なくワイヤーと歯の間に通すことが出来ますが、デンタルフロスの先が柔らかい為、奥歯に通すのが難しくなります。そこで、当院ではロールタイプのデンタルフロスの他に【スーパーフロス】をご紹介しています!!

 

スーパーフロス

 

水色の先端が硬くなっていているので、ワイヤーと歯の間に通しやすくなっています。

また中間部が綿のようにふわふわしていて、汚れが絡みやすくなっているのが特徴です。

ふわふわの所が通らなければ、細い所を使って汚れを落として下さい。

 

 

矯正治療中も工夫をして頂ければ、治療前と同じようにデンタルフロスを通すことが出来ます!歯の健康を守るためにもデンタルフロスを是非使ってみて下さい☆