歯磨き粉のご紹介

仙台東口矯正歯科・歯科衛生士の鈴木です。

みなさんは普段どんな歯磨き粉を使用していますか?今回は、当医院で販売しております歯磨き粉についてご紹介させていただきます。それぞれに特徴がありますので、当院では特に必要と感じた患者さんにはこちらからご提案させていただいています。この記事を読んで、自分が当てはまると感じた方はぜひ使用してみてください。

 

【チェックアップ】

 

 

 

見た目は普通の歯磨き粉と変わりありませんが、市販の歯磨き粉より高濃度のフッ素が入っております。普通に歯磨きする際に歯磨き粉としてお使いいただきます。味も辛くないミント味でどんな方にもオススメです。低研磨・低発泡なので歯に傷がつきにくく、磨いた時にお口の中が泡でいっぱいになりにくいです。

 

 

【ジェルコート】

 

 

 

殺菌剤が多く含まれているので、特にむし歯菌の多い方にオススメしております。銀歯や白い詰め物の多い方にもオススメです。味はミント味で、ジェル状の歯磨き粉です。

発泡剤が入っていないので歯磨きの際にお口の中が泡でいっぱいになりません。また、研磨剤も入っていないので歯を傷つけず、電動歯ブラシに付けての使用も可能です。

普通の歯磨き粉としてお使いいただいても良いですが、夜寝る前の歯磨きの後に、ジェルコートを歯に歯ブラシで塗っていただいて、そのままうがいはせずに寝ていただくとフッ素が長くお口の中に残るので効果的です。特に矯正治療が終了された方はリテーナーと呼ばれるマウスピースを使用していただくので、ジェルコートを塗ってそのままリテーナーを付けていただく方法もご説明しています。これによりフッ素のパックをしている状態になりフッ素の効果がより期待できます。

 

 

【MIペースト】

 

 

 

牛乳由来の成分が配合されており、歯の再石灰化を促してくれます。特に“白濁”といって初期う蝕と呼ばれる状態の方にオススメしております。(※牛乳にアレルギーがある方は使用できません。)こちらもジェルコートの説明の時に書いたように歯に塗っていただいたりリテーナーでパックをして使用していただくことも可能です。

 

当院の患者さんで実際に継続して使用していただき白濁が改善された患者さんのお写真をご紹介します。(許可をいただきました)

MIペーストを使い始めた時のお写真です。丸で囲んだところの歯が白くなり、白濁しています。いつも通り歯磨きをした後にMIペーストを歯ブラシに取って白濁の部分に塗っていただきそのままうがいをせずに寝ていただくようお願いしました。

 

 

 

 

使い始めて3か月後の写真のお写真です。少し白濁がマイルドになってきました。このまま継続使用をお願いしました。

 

 

 

 

 

そしてこれが、現在のお口の中の写真です。最初のお写真から2年が経過しています。今は矯正治療も終わり、白濁もほとんど改善されました。

 

 

 

 

このように、程度によっても効果は違いますが、このくらいの白濁であれば毎日MIペーストを使用していただくと効果が期待できます。

 

 

 

 

【B+(ビープラス)】

 

 

 

 

天然成分で作られた歯磨き粉です。再石灰化を促し、歯の質も強化してくれます。電動歯ブラシにも使用可能です。

最近医院に導入したので興味のある方はご来院の際にお問い合わせください。待合室にも掲示しております。

 

 

これらは矯正治療中の方もそうでない方もご使用可能です。気になるものがありましたらご来院の際にお問い合わせください。健康な歯があってこその歯並びですので、普段の歯磨きのテクニックはもちろんですが歯磨き粉も自分に合ったものを選んで、良い状態を保ちましょう!

最後になりますが、写真の掲載を快諾してくださった患者様ありがとうございました。